植物アラカルト
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土編
植物にとってよい土とはどんな土ですか?
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手にとって状態を確認してみましょう。
土は植物の体を支え、水や養分を与えてくれると言う役目を担っています。よい土と言うのは、水やりの後も表面に水がたまらずゆっくり乾き、しばらく水分を保ってくれる土です。つまり適度な保水性・排水性・保肥性・通気性があり、有機質を含んでいる状態の土です。さらに、植物をしっかりと支える重さがあり、清潔で病害虫がいないことが最もよい条件とされています。
ただ、庭の土が最初からそんなによい土であることはなかなかありません。堆肥を加えたり、消石灰などの石灰類を混ぜて酸度を調整したりと多少の土壌改良は必要になってきます。

鉢上の土は庭の土ではダメですか?
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鉢の土と庭土は別々に扱うのがベターです。
いくら土壌改良をしても庭土を鉢植えに使用するのはおすすめできません。鉢植えは庭の土とは違い毎日水を与えるからです。そのため普通の土では組織が壊れてしまいます。また、庭土を使用すると目詰まりを起こしやすくなりこともあります。鉢植えなどの場合は市販の培養土などを使用することをオススメします。
古土の再利用方法はありますか?
どれだけ追肥などをしても、一年以上使用すると土はかなり弱ってきます。そういった古土は土の団粒構造が壊れていたり、菌や害虫がひそんでいる場合もあります。できれば古土の再利用はしないほうがよいでしょう。どうしても使用したい場合は、下記の手順で土を消毒し使用してください。
◇古土の再利用方法

1.まずは古土をふるいにかけてゴミ等を取り除いて ください。
2.土に水をたっぷり含ませ、ビニール袋に土を入れ て密閉し殺菌殺虫剤を散布してください。
3.直接日光の当たる場所で2週間程乾燥し消毒して ください。
4.消毒が終わり使用するときは、新しい培養土など に2〜3割程度混ぜ合わせて使用してください。
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